こんにちは!
わけありセキセイインコ「ヨリ」の飼い主Pです!
突然ですが、飼っているインコちゃんの体重は把握していますか?
鳥界隈にも人間と同じく肥満というワードが存在し、肥満になると様々な悪影響を及ぼします。
そこで今回はセキセイインコの適正体重や見た目の確認方法などをまとめてみました。
インコの体重と見た目の確認
セキセイインコの適正体重
目安を把握しておくことは体重管理にもつながります。
・40g以上 肥満
・40~35g 肥満気味
・35~30g 普通
・30~25g 痩せ
・25~20g 痩せすぎ
祖先の影響や骨格などの個体差もあるので、目安としてとらえてください。
祖先にジャンボセキセイがいると、少し大きめに成長する個体も存在します。
普段から体重測定を習慣にして通常の体重を把握しておくことが大切です。
見た目の変化
体重以外にも見た目でわかることもあります。
・胸やおなかがふくらむ
・あまり飛ばなくなる
他にも糞をする時におしりにつきやすくなったという報告もあります。
その他の確認方法
インコを保定して裏返し、お尻側からおなかに向けて息をふきかけます。
その時に羽毛がめくれておなかが見え、中央に竜骨の縦ラインが見えれば普通、肉に埋もれて見えなければ肥満、竜骨が浮き上がるように見えると痩せすぎ、という確認方法も存在します。
肥満はさまざまな病気を引き起こす
セキセイインコも人間と同じで肥満をそのままにすると様々な病気を引き起こします。
・脂肪肝症候群
・心疾患
・動脈硬化
・趾瘤症(しりゅうしょう)
・関節炎
とりあげたのはほんの一部ですが、どれも命に関わる病気なので日頃から注意しましょう。
飼育環境のみなおし
飼育の際、太りやすい環境になってないか確認してみましょう。
太りやすい環境
・おやつをケージの中にいれっぱなし
・脂肪分の多いシード食がメイン
・放鳥時間が短い
・クリッピングをしている
おやつをケージにいれっぱなしにしていると常に食べている状態になるため、時間や回数・量を決めてあげるようにしましょう。
脂肪分の多いカナリーシードやオーツ麦などは嗜好性に優れているのでインコは喜びますが、その分与えすぎると太ってしまうので、量を減らしたりたまにあげるおやつに切り替えたりします。
クリッピングをしていると飛行能力を低下させてしまうので、どうしても長い時間飛ぶことができず放鳥時間が短くなり運動不足になってしまいます。
クリッピングに関しては賛否両論あり、過去の記事にも書いてありますのでこちらもどうぞ。
いきなり餌を大幅に減らすのは危険
ダイエットをさせようとしていきなり餌を大幅に減らすのは危険です。
そのインコの標準体重から10%減少すると命の危険につながるからです。
わが家のインコもシード食からペレット食に移行した際に、全く食べずに体重が激減して、見るからに具合が悪そうな状態に陥った過去があります。
【動画】シード→ペレット餌へ切り替えを始めたわが家のセキセイ【#2】
毎日どれだけ食べているのかを把握して、体重に見合った量を与えながら、少しずつ(本当に0.1gとかの世界)減らして様子を見ます。
鳥が1日に必要な食物摂取量は体重の10%と言われています。40gのインコなら4gです。
それを朝晩2回~3回にわけて与えます。
青菜などは摂取量に含まれないので餌とは別に与えることをお勧めします。
まとめ
インコの適正体重目安
・40g以上 肥満
・40~35g 肥満気味
・35~30g 普通
・30~25g 痩せ
・25~20g 痩せすぎ
肥満による病気の一部
・脂肪肝症候群
・心疾患
・動脈硬化
・趾瘤症(しりゅうしょう)
・関節炎
太りやすい環境
・おやつをケージの中にいれっぱなし
・脂肪分の多いシード食がメイン
・放鳥時間が短い
・クリッピングをしている
ダイエットをさせようとして一気に大量の餌を減らすことは命の危機につながります。
常にインコの体重を把握して、標準体重をキープできるように見守ってあげましょう!
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