[最終更新日:2022年3月06日]
仕事での急な出張や旅行、やむを得ずインコだけのお留守番をさせなくてはいけない状況ありますよね。
「お留守番させることはできるのか?」
「なにを準備すればいいのだろう?」
今回はそういった方にわかりやすく情報をまとめました。
お留守番をさせる際の参考にしてみてください!
インコのお留守番は長くても二泊まで
インコにお留守番をさせる季節によって、お留守番させる日数は変わってきます。
- 春 秋
気温が極端ではないシーズンであれば、基本的には二泊までのお留守番は可能と言われています。
- 夏 冬
温度管理がシビアでエアコンが必要になってなってくるこの季節は、基本的には一泊までのお留守番が好ましいでしょう。
エアコンが停電したり壊れてしまう事や、夏の場合は衛生面での心配があるためです。
留守番させる時の注意点
水・餌はいつもより多め
水を飲む場所と餌の設置は二ヶ所設けるとよいでしょう。
一ヶ所を食べ尽くしたり飲み尽くしても、補充しなくても次の箇所があれば安心です。
しかし気をつける点もあります。
以下の点も注意が必要です。
- 殻付きシードの場合
食べたあとの殻で中身のある餌が埋もれてしまい餌にありつけなくなる可能性もあります。
そうした場合、多少の重さがある広めの入れ物に餌をいれるか、ペレットタイプの餌をいれるとよいでしょう。
ただし、いきなりペレットタイプの餌を入れても食べません。
旅行にいく2週間以上前からシードタイプの餌からペレットタイプの餌への移行準備は完了させておく必要があります。
具体的には...
・普段のシード餌に少量のペレットを混ぜて少しずつ量を逆転させていきます
・朝:ペレットのみ、夕方:シードを混ぜる 切り替え方法
・ペレットを粉末状にしてシードに混ぜる
わが家のセキセイインコ「ヨリ」でもペレット移行を始めました
www.piyo-yori.work
- 飲み水の場合
水飲み場に糞や餌がはいったまま放置していると衛生的に非常に悪く、病気発症のリスクや虫が湧く危険性があります。
ケージの網の間に挟むタイプで、異物の混入を防げるの水飲みもありますので参考にしてみてください。
留守番中はケージの中へ
ずっと狭いケージの中に入れっぱなしで可哀想と思うかもしれませんが、飼い主の目が届かないところでの放鳥は非常に危険です。
コンセントをかじってしまったり、窓にぶつかってしまったり、部屋には危険がたくさんあります。
家を出る前にはかならずケージの扉が閉まっているかを確認しましょう。
できれば昼夜の移り変わりがわかりやすい場所で
真っ暗な部屋にいるよりかは少しでも日差しが入って、日が沈むこと移り変わりがわかるところに置いてあげたほうが、インコの体内リズム的にも好ましいと言えます。
ただしこの際、窓際に置くのはやめたほうがよいでしょう。
気温の影響を受けやすく危険なためです。
また、防犯上も窓の外から家の中が見えるのは大変危険です。
難しいようであれば、小さい明かりをつける程度でも大丈夫です。
家族や知人に預ける
どうしてもインコだけでの留守番が不安な場合は、家族や知人にお願いするのも手です。
その際にお世話ノート的なものを作って渡すと、預かる側も対応しやすいと思います。
- お世話ノートの記述例
・餌、水をあげるタイミング
・放鳥させるかさせないか、そのタイミング
・インコの性格と特徴
・掃除をお願いする場合の掃除方法
ただお願いされるだけでは預かる側も大変です。
これくらいは用意しておくとお互いにずいぶん楽になると思います。
ペットホテルやシッターに預ける
ペットホテルやシッターに預けることも視野に入れます。
ただしペットホテルは犬や猫などの鳴き声が大きい動物がいるため、インコにとってストレスがたまりやすい環境であることは間違いないでしょう。
また、費用も発生するためどういった環境か事前に調べておくことが重要です。
こちらのサイトで全国のペットホテルや病院を検索・予約することができます
帰宅後はたくさんかまってあげる
うちの場合ですが、帰宅後にすぐ相手をして よ~く謝ったのですが、
オカメがむくれてしまって機嫌を直してもらうのにとても苦労しました
(いつもはベタ慣れなのに、もう嫌というほどに 強く噛まれました)。
セキセイさんの 「心身両面でのアフターケア」 をお願いしたいと思います。yahoo知恵袋より引用
帰宅していざ遊ぼうと思っても、飼い主を忘れてしまったり、置いてかれた怒りをもろにぶつけてくる子もいるそうです。
そういう時は無理のない範囲でケアをしてあげてください。
お怒りの状態だとわかったらケージの外から接してあげると、お互いストレスフリーだと思います!(確実に噛まれます)
鳴き声でセキセイインコの今の気持ちを知ることが大切です
www.piyo-yori.work
まとめ
- 基本的には二泊までのお留守番は可能
夏、冬はできれば一泊
- 餌、飲み水は二ヶ所
衛生面や餌の移行に注意が必要
- ケージの中でおるすばんさせること
部屋の中は危険がいっぱいです。
家を出る前にはかならず扉が閉まっているかチェック!
- 家族や知人に預ける場合はお世話ノートがあると便利
- ペットホテルは費用がかかりストレス環境にもなりうる
飼い主さんの急な出張や旅行はしかたのないことです。
ある程度事前にわかっているのであれば、上記のことを済ましておくとだいぶ構え方が変わってきます。
この記事を参考に、まずはできることから始めてみてください!